Router settings

Router settings

router

ℹ️

ホームルーターを構築する時だけでなく、以下のような場合もこの機能を使用する必要があります。

  • トラフィックを中継するVPNサーバーの構築
  • LXDコンテナなどののホスト(ブリッジネットワーク使用時)
  • rootlessではないDockerの使用
router:
  # ルーター機能を設定するかどうか
  configAsRouter: true

  # WAN側のインターフェイス
  wanInterface: "eth0"

  # プライベートネットワークのCIDRとインターフェイス
  # IPv6のアドレスを入れることでNAT66を有効にできます
  privateNetworks: ["192.168.10.0/24", "192.168.20.0/24", "fd11:0801::2/64"]
  lanInterfaces: ["eth1", "wg0"]

  # LAN内のデバイスに特定のDNSを強制する(AdGuard Home使用時などに有効)
  forceDNS: "192.168.0.1"

  # カスタムルート設定
  # LAN→WAN以外も許可したいとき(例えばVPNからLANへのアクセスを許可したい場合)などに使う
  customRoutes:
    - allowIP: "10.0.10.0/24"
      allowInterface: "wg1"
      allowDST: "192.168.10.0/24"

configAsRouter

ルーター機能を有効にします

wanInterface

ホストのWAN側として扱うインターフェイスを定義します

privateNetworks lanInterfaces

プライベートネットワークのCIDRとそのインターフェイスを設定します

forceDNS

⚠️
この機能はTailscaleのMagickDNSと互換性がありません。

LAN内のデバイスに指定したDNSの使用を強制します。 Pi-HoleやAdGuard Homeの使用時に役立ちます。

nat (DNAT)

nat:
  # wg0への10.0.0.0/24から10.0.0.1:53へのudpアクセスを192.168.1.100:53にDNATしたい場合
  - interface: "wg0"
    allowIP: "10.0.0.0/24"
    dstIP: "10.0.0.1"
    dstPort: "53"
    proto: "udp"
    natTo: "192.168.1.100:53"

interface

どのインターフェイスに着信したらNATするかを定義します

allowIP

許可するクライアントIPアドレス。全てのIPアドレスからのアクセスをNATしたい場合は0.0.0.0/0を設定します。(非推奨)

dstIP

宛先IPがどこに向いている場合にNATするかを定義します。 通常はこのデバイスのローカルIP、VPS環境などの場合はグローバルIPになります。

dstPort proto

どのポートにどのプロトコルで来たらNATするかを定義します。

natTo

NAT先を[IPアドレス]:[ポート]の形で設定します。

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